50代のお悩み② 体型・筋力・ぽっこりお腹 〜そして骨密度〜

サロン

50代に入ってから、
「食べる量は変わっていないのに体型が変わった」
「体重は同じなのに、お腹だけ出てきた」
そんな声を聞くことが本当に増えました。

これは、意志の弱さやサボりが原因ではありません。
50代は、筋力の低下・骨盤まわりのゆるみ・女性ホルモンの変化・自律神経の乱れが、
ゆっくり確実に重なってくる年代だからです。

特に目立ちやすいのが、

  • 下腹だけぽっこり
  • お尻や太ももに力が入りにくい
  • 階段がしんどくなる
  • 疲れが抜けにくい

「まだ大丈夫」と思えているうちは生活に大きな支障はありません。
でも実はこの“まだ大丈夫な時期”こそが、一番整えどきでもあります。

サボりではない。でも「メンテナンス」は必要な年代

50代からの変化は、頑張らなかった結果ではありません。
ただ、これまでと同じ生活では、体が少しずつ対応しきれなくなっていく年代に入ったというだけ。

だから必要なのは、がんばる筋トレや我慢ではなく、
意識して体をメンテナンスすること

特に大切なのは、

  • 骨盤まわり
  • インナーマッスル
  • 呼吸
  • 巡り

体を「支える」「安定させる」部分を整えていくことです。
これが整ってくると、

  • お腹に自然と力が入りやすくなる
  • 立ち姿や歩き方が変わる
  • 疲れにくくなる
  • 気持ちまで前向きになる

50代から、もうひとつ意識したい「骨密度」

そして最近、50代女性から特に質問が増えているのが骨密度

骨は年齢とともに自然に弱くなっていきますが、
実は「動き方」「筋肉の使われ方」によって、そのスピードは大きく変わります。

骨は、筋肉が動き・引っ張られる刺激を受けることで保たれる性質があります。
ところが50代以降は、

  • 運動量が減る
  • 下半身や体幹を使わなくなる
  • ストレスやホルモン変化が重なる

ことで、骨への刺激が一気に減りやすいのです。

骨密度が落ちやすい人の生活習慣

  • 座っている時間が長い
  • 歩く量が少ない
  • 車移動が中心
  • 細身だが筋力が少ない
  • 冷えや血流の悪さを感じる

こうした生活が続くと、骨は「使われていない」と判断し、
少しずつ密度を落としていくこともあります。

医療ではなく、サロンでできること

骨密度の測定や診断、治療は医療の分野です。
サロンでそれを行うことはできません。

ですが、サロンだからこそできる役割もあります。
それは、骨を弱らせにくい体の土台をつくること。

筋肉に刺激を入れ、姿勢や骨盤まわりを整え、
「動ける体」「支えられる体」を保ちやすくする。

医療で数値を確認し、
日常の体づくりやメンテナンスをサロンで支える。
この“間”をサポートする存在が、サロンの立ち位置だと考えています。

未来の自分のために、今できること

体型も、筋力も、骨も。
一気に崩れることは少なくても、気づかないうちに変わっていくのが50代。

「今すぐ困ってはいない」からこそ、
未来の自分のために、今できるケアを選ぶ。

無理なく、続けられる形で、
体の土台を整えていくことが、
この先の安心や自信につながっていくと感じています🌿

タイトルとURLをコピーしました