ドーパミン①:パーキンソン病とドーパミンの関係 〜50代からの“ここちよい脳ケア”〜

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KOKOCHI流・脳活コラム

先日、お客様との会話の中で「パーキンソン病」の話題になりました。年齢を重ねると「最近ちょっと動きが鈍い」「やる気が出にくい」などの小さな変化を感じることがあります。鍵を握るのは、脳の「ドーパミン」。ワクワク・やる気・達成感を生み、動きをスムーズにする大切な神経伝達物質です。

パーキンソン病とは?

脳の黒質で作られるドーパミンが減少し、運動調節の回路がうまく働かなくなる疾患です。完全に防ぐ方法は確立されていませんが、生活習慣でリスクを下げ、進行を緩やかにする可能性が示唆されています。

主な症状と“心のサイン”

  • 静止時振戦(じっとしている時の手足の震え)
  • 筋強剛(筋肉のこわばり)
  • 動作緩慢(動きがゆっくりになる)
  • 姿勢反射障害(バランスを崩しやすい)

さらに、嗅覚低下・便秘・睡眠の乱れ・不安や意欲低下など、早期からの“心のサイン”として現れることもあります。

なぜ「ワクワク」が大切?(ドーパミンの役割)

ドーパミンは「楽しい」「挑戦」「できた!」という体験で分泌が高まり、前向きな気持ちと運動の滑らかさを後押しします。つまり、楽しく動く=脳のトレーニングです。

KOKOCHI流:予防と対策(生活でリスク低減)

1. 運動を習慣に

  • ウォーキング・ストレッチ・筋力トレーニングで血流と神経の健康をサポート
  • 有酸素運動(歩く・サイクリング・スイミング)も◎
  • ビジリスで骨盤底筋&体幹を刺激 → 姿勢・呼吸・循環が整い、脳の活性化に
  • かずえのストレッチで全身をゆるめ、笑いとともにリラックス(α波タイム)

2. 食でドーパミンを“育てる”

  • ドーパミンの材料チロシン:卵・大豆製品・煮干し・青魚・ナッツ
  • 抗酸化たっぷり:緑黄色野菜・ベリー・柑橘・オリーブオイル
  • 動物性脂肪(バター・ラードなど)の過剰摂取は控えめに

3. 生活習慣で脳を守る

  • コーヒーを適量(個人差あり)…リスク低下の可能性が示唆
  • ストレスを溜めない:趣味・会話・感謝・笑顔の時間を増やす
  • 農薬や化学物質への曝露は最小限に
  • 十分な水分摂取で脱水予防
  • 睡眠の質を高め、脳の回復時間を確保

ポイント:「頑張り続ける」より「ここちよく続ける」。小さな達成感を毎日積み重ねることが、ドーパミンを満たす近道です。

まとめ:ここちよい習慣が未来を変える

パーキンソン病の完全な予防法はまだありませんが、動く・笑う・食べる・整えるという基本を丁寧に重ねることで、脳の健康は確かに育ちます。KOKOCHIは「ここちよく続く」を合言葉に、みなさんの毎日を応援します。

次回予告

次回②は「出す&増やす習慣(ビジリス+ストレッチ)」。体を動かしてドーパミンを高める、具体的なルーティンをご紹介します。

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