知らないではもったいない。“フェムケア”が教えてくれる、女性のカラダの真実。

サロン

🌿 はじめに

お顔のケアはしていても、“カラダの内側”まで意識している人は、まだまだ少ない気がします。

だけど、年齢を重ねるほどに本当に大切なのは、見えない部分――つまり「骨盤底筋群」や「膣まわり」のケアです。

この部分を整えることは、見た目の美しさだけでなく、女性としての健康や自信にもつながります。


🧘‍♀️ フィットネスの現場で見た、リアルなサイン

わたしが“骨盤底筋群”という筋肉を初めて学んだのは、フィットネスインストラクターをしていた頃でした。

その時に衝撃を受けたのが、運動中に尿漏れをしてしまう女性が意外に多いという現実です。

腹圧をかけるトレーニング中に、そっと汗を拭くように振る舞いながらも、実は“違う汗”で困っている方がいる――。

周りに気づかれないよう、私も気配を察してそっとマットを差し出したり、休憩に誘導したり。匂いで気づくこともありました。

「これを“恥ずかしいこと”で終わらせてはいけない。」

それは“鍛えるべき筋肉”が弱っている、カラダからの大切なサインだったのです。


💫 エステで感じる「内側の変化」

今、エステの現場に立っていても感じるのは、年齢やホルモンの変化、ストレスや冷えなどで「内側のうるおい」や「弾力」が落ちている女性が本当に多いということ。

デリケートゾーンの乾燥や匂い、ぽっこりお腹、姿勢の崩れ――。どれも骨盤底のゆるみや血流低下が深く関係しています。

それでも多くの女性が、

  • 「歳だから仕方ない」
  • 「自分だけかも」

と、放ってしまうのが現実です。

でも、本当は違う。知れば、整えられる。“内側を育てる”ことで、体も心も変わるんです。


🌸 ぽっこりお腹は「カラダの悲鳴」かもしれない

「お腹がへこまない」「姿勢が崩れる」――それは脂肪だけの問題ではなく、骨盤底筋が弱まり、内臓が下がっているサインかもしれません。

骨盤底筋を整えることで、

  • ✅ 姿勢が安定しスタイルが美しく
  • ✅ 血流がよくなり肌ツヤまで変わる
  • ✅ 尿漏れ・冷え・むくみの予防
  • ✅ ホルモンバランスやメンタルも安定

つまり、“お腹を整える”ことは“内側を育てること”。

フェムケアとは、ただの美容ではなく、女性としての「根っこ」を整えることなんです。


💧 デリケートゾーンは「潤い」で守る時代へ

フェムケアで欠かせないのが、清潔と保湿。「洗う」「潤す」——この2つが、女性の健康を守る大切な習慣です。

実は、デリケートゾーンはとても乾燥しやすい場所。ホルモンバランスや年齢の変化、締め付けの強い下着、ストレスなどが重なると、皮膚のバリア機能が低下して、かゆみ・におい・炎症・違和感などが起こりやすくなります。

でも、顔のスキンケアを毎日するように、“オマタのケア”も同じくらい大切なんです。


🧼 洗うものも「専用」を選ぶ理由

ボディソープや石けんの多くは洗浄力が強すぎて、必要な常在菌まで洗い流してしまうことがあります。その結果、乾燥・かゆみ・においの原因に。

デリケートゾーン専用の石けんやオイルは、pH値(弱酸性)や保湿成分が肌に近く、やさしく洗いながら“潤いを守る”設計になっています。

「特別なもの」ではなく、「本来そこに必要なケア」なんです。


🌹 オマタの吸収率は、腕の約47倍!

驚くことに、腕の内側の経皮吸収率を1とすると、デリケートゾーンは約47倍。

つまり、肌から吸収される成分の影響をとても受けやすい場所ということ。

だからこそ、香料や合成界面活性剤の多い製品ではなく、天然由来・オーガニックなど、安全安心な成分を選ぶことが大切です。

お肌にやさしいものは、身体にも、心にもやさしい。清潔・潤い・安心、この3つがそろうことで、本当の意味での「フェムケア」が完成します🌿


💖 おわりに

フェムケアは、特別な美容ではなく、“自分を大切に扱う生き方”そのもの。

乾燥や匂い、ぽっこりお腹、どれも“カラダからの小さなSOS”。まずは知ること、意識することから始めてみてください。

“内側を整えることは、未来のあなたへの贈り物。”

今日の意識が、10年後のあなたのツヤと自信を育てます✨

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