前回の公式LINEでもお伝えしたように、マクロファージの約70%は腸に存在しています。腸を整えることは免疫アップの基本ですが、実はそれだけではありません。
腸が整うと「睡眠の質」まで上がる──この深い関係を今日はわかりやすくまとめます。
腸が整うと睡眠の質が上がる理由
腸で作られるホルモン「セロトニン」は、夜になると睡眠ホルモン「メラトニン」に変換されます。
- 腸が元気 → セロトニンが増える
- 夜 → メラトニンに変換される
- 眠りが深くなる
- 細胞修復・ホルモン調整が進む
- マクロファージの働きが高まる
これが免疫の黄金ループです。
睡眠のベストタイム(ゴールデンタイム)
もっとも深い眠りが入りやすいのは、22:00〜深夜2:00。
この時間に深く眠れていると、
- 成長ホルモンの分泌
- 細胞修復
- 免疫細胞のメンテナンス
がスムーズに進みます。
寝る前のスマホ習慣は“眠りの質”を下げる
- ブルーライトで脳が“朝”と勘違い
- SNSやLINEで心が興奮状態に
- 寝つきが悪くなり、眠りが浅くなる
寝る前1時間のルール
- スマホを寝室に持ち込まない
- ベッドの上で画面を見ない
- どうしても使うなら「5分だけ」と決める
枕元にスマホを置かない理由(電磁波の観点)
- 通知音・バイブで眠りが途切れる
- 浅い眠りが続くことで免疫が低下
- 電磁波の影響はゼロではなく、体の緊張を高めやすい
スマホは可能なら別室へ。 難しい場合は、ベッドから1〜2m離れた場所に置くだけでも違います。
清潔な寝具は「最高の免疫ケア」
寝ている間、私たちは汗と皮脂を多くかいています。 そのままにすると、ホコリ・ダニ・菌の温床に……。
寝具の衛生ルール
- 枕カバー:毎日〜2日に1回
- シーツ:週1回
- 掛け布団カバー:2週〜1ヶ月に1回
布団乾燥機+掃除機が最強
- 布団乾燥機でダニ・湿気対策
- 乾燥後に掃除機でホコリをしっかり除去
寝る前1〜3分でできる簡単ストレッチ
① 胸ひらきストレッチ
- あぐら or 正座で座る
- 両手を後ろで組み、胸をひらく
- 5秒キープ × 5回
② 首のサイドストレッチ
- 右にゆっくり倒して10秒
- 左も同じように
③ ふくらはぎ伸ばし
- 仰向けで片足のつま先を天井に向ける
- 10秒キープ→反対側も
ふくらはぎは「第二の心臓」。 ここをほぐすと、副交感神経が働き、眠りが深くなります。
今日のまとめ
- 腸 → セロトニン → メラトニンで睡眠の質が上がる
- 寝る前スマホは睡眠の大敵
- 枕元にスマホを置かない
- 清潔な寝具は免疫ケア
- 寝る前の軽いストレッチが効果的
腸 × 心 × 睡眠 × 免疫 この黄金ループを味方にして、年末年始の体調を整えていきましょう。

